ライボルト+ギャラドス(2015.2~2015.12, S11 最高レート 1949 最終レート 1875)
就活終えましてようやく落ち着いたので八か月ぶりに更新します。
その間ちょくちょくオフとかにも出てはいたのですが、更新の機会を失っておりました。
使用時期(一年ほど前)の都合上、環境の違いという点に注意していただきながらご覧ください。
さてさて、今回は前回(とはいえ八か月前ですが)紹介したサイクル向けのライボルトを用いた構築となっております。
これです
で、この構築で使ったのがこちら
もちもの
ライボルトナイト
とくせい
ひらいしん → いかく
せいかく
ひかえめ
44-0-0-252-0-212
技構成
オーバーヒート
めざめるパワー氷(個体値は31-偶数-30-31-31-31)
まもる
Sを下げた分、後攻前提の行動をしている相手に後攻ボルトチェンジを入れたり、まもる+メガシンカで電気無効やねこだまし持ち相手に無傷でいかくを入れたりといった特有の立ち回りをできた。ただし、第一回真皇杯後は増えだした耐久振りの存在もあり、対メガボーマンダ性能が火力面で怪しくなって選出率はあからさまに落ちた。特に毒羽やHD全盛期はつらかった。
とくせいがひらいしんなのはギャラドスに先発させたいケースを想定しているのと、耐久にはほとんど振っていないので、せいでんきの発動も狙いづらいと考えたため。また、ボルトチェンジは帰れるメリットが帰らざるを得ないデメリットより大きいと感じたため、オーバーヒートは打点の高さとボルトチェンジとの相性の良さから採用。
他のポケモンは以下の通り。まずはそのうち4体。
もちもの
とくせい
いかく
せいかく
わんぱく
244-0-252-0-0-12
技構成
こおりのキバ
どくどく
(じしん→)ほえる
よくある準速マリルリ抜きのゴツメギャラ。有利対面でもライボルトはボルトチェンジを撃つと帰らざるを得ないので、積みの起点にされないようにほえるに変更した。こおりのキバの方がじしんよりも打ちたい相手が多かったのでそっちを変更した。どくどくとほえるは相性が悪そうだが、選択肢の広さに助けられる場面も多かった。どくどく+他のポケモンのまもるの相性がいいのは言わずもがな、他のポケモンのステロ+ほえるという展開もできるのでライボルトを伴わない選出もちょくちょくあった。
攻撃技はどうせ交代で出てくる相手に全然入らないのなら、とびはねるやダイビングでライボギャラの苦手な耐久ポケ相手に毒ダメ稼げるようにしようかとも思ったが、さすがに思いとどまった。
もちもの
こだわりスカーフ
とくせい
ふゆう
せいかく
おくびょう
4-0-0-252-0-252
技構成
トリック
いやしのねがい
ライボギャラの並びで苦手な耐久ポケモンに対して、有効な手段としてスカーフトリックを用意した。耐久無振り(加えて、Bを妥協している)でも特殊耐久はそれなり(HDの妥協はしていない)なのでいかくでみることができない特殊アタッカーに対しても繰り出せる。また、相手に対して重いポケモンをストッパーを処理した後に再び通すためのいやしのねがいを搭載。スカーフで上から撃てる点やトリックで縛った相手の前でタイミングを計って撃てる点ははまっていたように思う。ライボルトのSを下げた分、120族以上を上からたたく役割を担うことも多かった。
もちもの
ハッサムナイト
とくせい
テクニシャン
せいかく
いじっぱり
236-252-4-0-4-12
技構成
はたきおとす
フェイント
ライボギャラの並びで苦手な耐久ポケモンに対して、対面から積んでいく立ち回りを目指した裏選出の要。フェイントはステロ+つるぎのまいでBに振らないファイアローを先制で落とすために採用。普通ははしたは全部Sに振るケースが多いが、耐久方面に4ずつ振って能力値合計を最大にしたような形にした。そのため、基本メガハッサム対面は素早さ負けしてると思って動く。とはいえ、ほぼメガハッサムミラーのためだけに汎用性の高いはたきおとすに代えてどろぼうを採用しようとは思わない。
メガライボルトより選出が多かった気がする。メガライボルトのいかくを起点に積んだこともあるので、同時選出も選択肢としてはあり得る。
もちもの
いのちのたま
とくせい
かそく
せいかく
うっかりや
0-52-0-236-0-220
技構成
ばかぢから
めざめるパワー氷(個体値は30-31-30-31-31-31)
まもる
一番最後に採用が決まったポケモンで、理想個体を引いたのは真皇杯二日前という育成デスマーチの元凶。連打できる炎技が欲しかったのでだいもんじを採用。ギルガルドを確定一発で持っていけるラインまでCを、かそく一回で最速ゲッコウガを抜けるラインまでSを確保し、残りをAにあてた、うっかりや珠バシャのテンプレのひとつともいえる努力値配分。
ひざ外しがないのでゴーストタイプへの交代を比較的気にせずに格闘技を撃てる点が強みだが、炎技でみるとオーバーヒートよりだいもんじのほうが命中率は低い。また、めざめるパワー氷の火力がメガライボルトより高く、一回かそくを発動させればそれだけで上から撃てる。どういうこっちゃ。
最後の一体はいわゆるステロ枠なのだが、使用ポケモンが変わったので一番最後に変遷の過程とともに紹介します。
マンムー(~2015.5頃)
もちもの
とくせい
せいかく
ようき
0-252-0-0-0-252
技構成
じしん
構築完成時に採用していたのがこのマンムーだった。カイリュー意識でのつららばり採用。格闘、草、水、鋼という弱点からの引き先もちゃんとある点では相性が良かった。問題は岩技を持っていなかったので先発ファイアローが後続含めて厳しいという点。
ボスゴドラ(~2015.7頃)
もちもの
とくせい
せいかく
ゆうかん
252-252-0-0-4-0
技構成
メタルバースト
ほえる
見せあい時点での分かりやすいファイアロー対策とメガシンカの攪乱のためにボスゴドラを採用。ステロ+ほえるでかきまわしながら隙あらば無反動もろはのずつきとたすきメタバで相手のポケモンをもっていこうとする凶悪な動きをする・・・はずだったが、いかんせん行動回数の確保が難しい。かたやぶり相手にたすきメタバ決めるのは快感ではある。
ちなみに調整カバルドンの下を取ろうと最遅ギルガルドより実数値を2低くしてありますが、アタッカーの少ないカバルドンの下を取る意味は薄かったように思う。
ボスゴドラ(~2015.12)
もちもの
イバンのみ
とくせい
がんじょう
せいかく
ゆうかん
252-252-0-0-4-0
技構成
メタルバースト
がむしゃら
結局行動回数確保のためのがんじょうイバンボスゴドラのほうが使いやすいという結論に至ったので、この構築の間はこのボスゴドラを入れた6体に落ち着きました。ちなみにSラインは上の個体と同じ。
そんな6体でレートに潜って一番結果を残せたシーズン11では、最高レート1949、最終レート1875という結果になりました。特定のポケモンの突破方法に乏しいのがこの構築で厳しい点だったように思います。とくにゴツメギャラで相手しづらいひみつのちからメガガルーラの増加とともにやりづらくなっていったという側面はあると思います(もちろん増えたのはそれだけではないが)。
びぶオフを中心にオフ会にもいろいろ参加しましたがどれもすべて予選落ちなのであまり結果を残せていません。
誰がメガシンカするかわからないという感想は多くの対戦相手よりいただきましたが、メガシンカできるポケモン6体にこだわった意味は薄かったように感じます。
とりあえず同じコンセプトで今構築を組むならボスゴドラは採用しないと思います。
P.S. 次回は、ライボルトの可能性をアタッカー役、サポーター役それぞれについて6世代を振り返りつつ考察できればと考えています。
*ポケモンの画像はSerebii.netより